終身保険の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (10)
終身保険の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間中の一定期間における解約返戻金額および死亡保険金額が通常の終身保険に比べて低く抑えられているため、割安な保険料が設定されているが、低解約返戻金期間満了後は通常の終身保険の解約返戻金額および死亡保険金額と同じ水準になる。
- (2)積立利率変動型終身保険は、払込保険料に付利する積立利率が一定期間ごとに見直されるが、通常、積立利率には最低保証がある。
- (3)契約者(=保険料負担者)および被保険者を被相続人、死亡保険金受取人を被相続人の子とする米ドル建て終身保険において、死亡保険金を米ドルで受け取った場合、当該相続人は死亡保険金の非課税金額の規定の適用を受けることはできない。
- (4)市場価格調整(MVA)機能を有する終身保険の解約返戻金は、解約時の市場金利が契約時と比較して上昇した場合には減少し、下落した場合には増加することがある。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切です。
市場価格調整(MVA)機能のある保険では、解約時の市場金利の変動が解約返戻金額に反映されます。解約時の市場金利が契約時より上昇した場合は解約返戻金が減少し、下落した場合は増加することがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。低解約返戻金型終身保険で低く抑えられているのは、保険料払込期間中の解約返戻金額です(通常の終身保険の70%程度など)。死亡保険金額は通常の終身保険と変わりません。払込期間満了後は、解約返戻金額が通常の終身保険と同じ水準になります。
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(2) 誤り。積立利率変動型終身保険の積立利率は、払込保険料に付くのではなく、保険料のうち積立部分(責任準備金)に付きます。積立利率が一定期間ごとに見直され、最低保証がある点は正しい記述です。
(3) 誤り。外貨建ての死亡保険金も、相続人が受け取れば死亡保険金の非課税金額の規定の適用を受けられます。外貨で受け取った保険金は、原則として支払日の対顧客直物電信買相場(TTB)などで円に換算して評価します。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2021年9月 (10)出典元ページ
最終更新日
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