生命保険契約の各種手続等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (10)
生命保険契約の各種手続等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)25年前に加入した終身保険の保険料の払込みを中止し、払済終身保険に変更した場合、払済終身保険には変更前の終身保険の予定利率が引き継がれる。
- (2)個人年金保険料税制適格特約が付加されている個人年金保険の基本年金額を減額した場合、減額時に減額した基本年金額に相当する解約返戻金が支払われる。
- (3)保険料の払込猶予期間が経過し、自動振替貸付の適用後、保険会社が定めた期間内に解約をした場合、自動振替貸付はなかったものとして手続が行われる。
- (4)契約者貸付の利率は、一般に、契約時期により異なる利率が適用され、予定利率が高い時期の生命保険契約に係る契約者貸付の利率は高くなる。
正答 (2)
正答は (2)。これが不適切です。
個人年金保険料税制適格特約が付加された個人年金保険の基本年金額を減額しても、減額部分の解約返戻金は支払われません。減額部分の返戻金は据え置かれ、年金の受取開始後に年金として受け取る形になります。解約返戻金を一時に払い出すと、個人年金保険料控除の対象になる「年金として受け取る」という要件に合わなくなるためです。
【ほかの選択肢】
(1) 適切。払済保険に変更すると、保険料の払込みを中止し、その時点の解約返戻金をもとに、元の契約の保険期間のまま保険金額を下げた保険に変わります。予定利率は変更前の契約のものが引き継がれます。
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(3) 適切。自動振替貸付が適用された後、保険会社の定める期間内に解約や延長保険・払済保険への変更を申し出ると、自動振替貸付はなかったものとして取り扱われます。
(4) 適切。契約者貸付の利率は契約の時期(予定利率)によって異なり、予定利率が高い時期の契約ほど貸付利率も高くなります。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2022年1月 (10)出典元ページ
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