相続の単純承認と限定承認に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…

学科 基礎編 (45)

相続の単純承認と限定承認に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。これが適切です。 限定承認をすると、相続財産のうち譲渡所得の基因となる資産(土地・建物・株式など)は、相続開始の時に、被相続人から相続人に時価で譲渡があったものとみなされます(所得税法第59条第1項第1号)。被相続人に譲渡所得が生じるので、相続人は被相続人の準確定申告をしなければならないことがあります。 【ほかの選択肢】 (1) 相続財産の全部または一部を処分すると単純承認したものとみなされますが、保存行為と、民法第602条に定める期間(建物は3年)を超えない短期の賃貸は除かれます(民法第921条第1号)。建物を契約期間1年で賃貸しても、単純承認とはみなされません。 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 限定承認は、共同相続人の全員が共同して家庭裁判所に申述しなければなりません。ただし、相続の放棄をした者は初めから相続人でなかったものとみなされるので、放棄者を除いた相続人全員で申述します。 誤り (4) 限定承認者は、限定承認をした後5日以内に、すべての相続債権者・受遺者に対して、一定の期間(2カ月以上)内に請求の申出をすべき旨を公告しなければなりません。知れている相続債権者・受遺者には、各別に申出の催告もします(民法第927条)。すべての相続債権者に各別に催告するのではなく、公告と、知れている債権者への催告です。 誤り 【相続の承認・放棄の期限】 自己のために相続の開始があったことを知った時から3カ月以内(熟慮期間) 限定承認・放棄は家庭裁判所に申述。期限内に何もしなければ単純承認

出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2023年5月 (45)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「学科 基礎編」のほかの問題

  1. 2019年1月 (47)次の各ケースのうち、相続人が相続税の申告をしなければならないものはいくつあるか。なお、各
  2. 2020年9月 (33)X株式会社(以下、「X社」という)とその役員の間の取引における法人税および所得税の取扱い
  3. 2022年1月 (15)事業活動に係る各種損害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、適切なものはいくつある
  4. 2023年1月 (46)相続税の申告期限において、相続財産の全部または一部について遺産分割協議が成立していない場
  5. 2024年9月 (28)所得税(復興特別所得税を含む)の源泉徴収に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか
  6. 2026年1月 (8)教育資金の準備等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク