公的年金の遺族給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
ライフプランニングと資金計画 (5)
公的年金の遺族給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)厚生年金保険の被保険者である夫が死亡し、子のない30歳未満の妻が遺族厚生年金の受給権を取得した場合、その妻に対する遺族厚生年金の支給期間は、最長で5年間である。
- (2)国民年金の第1号被保険者である夫が死亡し、子のない60歳未満の妻が寡婦年金の受給権を取得した場合、その妻に対する寡婦年金の支給期間は、妻の60歳到達月の翌月から65歳到達月までである。
- (3)遺族基礎年金を受給できる遺族とは、国民年金の被保険者または被保険者であった者の死亡の当時、その者によって生計を維持されていた親族のうち、配偶者、子、父母、孫、祖父母をいう。
- (4)遺族厚生年金の年金額(中高齢寡婦加算額および経過的寡婦加算額を除く)は、原則として、死亡した者の厚生年金保険の被保険者記録を基に計算された老齢厚生年金の報酬比例部分の額の4分の3相当額である。
正答 (3)
正答は (3)。最も不適切なのはこれです。
遺族基礎年金を受けられる遺族は、死亡した人に生計を維持されていた「子のある配偶者」または「子」です。子は、18歳到達年度の末日までの子か、障害等級1級・2級の20歳未満の子です。父母・孫・祖父母は遺族基礎年金の遺族ではありません。選択肢に並んでいるのは、遺族厚生年金の遺族の範囲(配偶者・子、父母、孫、祖父母)です。
【ほかの選択肢】
(1) 夫の死亡当時に30歳未満で子のない妻の遺族厚生年金は、5年間の有期年金です。 適切
(2) 寡婦年金は、第1号被保険者としての保険料納付済期間などが10年以上ある夫が死亡したとき、婚姻期間10年以上の妻に、60歳から65歳になるまで支給されます。 適切
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(4) 遺族厚生年金の額は、原則として老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3です。 適切
【遺族厚生年金の遺族の順位】
1 配偶者・子(夫・父母・祖父母は55歳以上が要件、支給は原則60歳から)
2 父母
3 孫
4 祖父母
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2022年1月 (5)出典元ページ
最終更新日
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