中小企業の資金調達の各種方法と一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
ライフプランニングと資金計画 (10)
中小企業の資金調達の各種方法と一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)私募債は、少数の特定の投資家が直接引き受ける社債であり、企業が資本市場から直接資金を調達(直接金融)する手段の1つである。
- (2)信用保証協会保証付融資(マル保融資)は、中小企業者が金融機関から融資を受ける際に信用保証協会が保証するものであり、利用するためには、業種に応じて定められた資本金の額(出資の総額)または常時使用する従業員数の要件を満たす必要がある。
- (3)ABL(動産・債権担保融資)は、企業が保有する売掛債権や在庫・機械設備等の動産あるいは知的財産等を担保に資金を調達する方法であり、不動産担保や個人保証に過度に依存することなく資金を調達できるというメリットがある。
- (4)インパクトローンは、米ドル等の外貨によって資金を調達する方法であり、その資金使途は、海外事業の展開・再編に係るものに限定されている。
正答 (4)
正答は (4)。これが最も不適切です。
インパクトローンは、米ドルなどの外貨で借り入れる融資で、資金使途に制限はありません。海外事業の展開・再編に係るものに限定されているわけではありません。為替相場の変動により、円換算の返済額が増減するリスクがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 私募債は、少数の特定の投資家(取引金融機関や縁故者など)が直接引き受ける社債で、直接金融の一つです。 適切
(2) 信用保証協会保証付融資(マル保融資)を利用できるのは、業種ごとに定められた資本金の額(出資の総額)または常時使用する従業員数の要件を満たす中小企業者です。 適切
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(3) ABL(動産・債権担保融資)は、売掛債権や在庫・機械設備などの事業資産を担保に資金を調達する方法で、不動産担保や個人保証に過度に頼らずに借入れができます。 適切
【直接金融と間接金融】
直接金融 株式の発行(増資)、社債(私募債を含む)の発行
間接金融 銀行などからの借入れ(マル保融資、ABL、インパクトローンなど)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2022年9月 (10)出典元ページ
最終更新日
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