確定拠出年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
ライフプランニングと資金計画 (8)
確定拠出年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)企業型年金加入者掛金(マッチング拠出により加入者が拠出する掛金)の上限額は、事業主掛金の額の多寡にかかわらず、拠出限度額から当該加入者に係る事業主掛金の額を差し引いた額となる。
- (2)企業型年金加入者掛金(マッチング拠出により加入者が拠出する掛金)は、所得税の小規模企業共済等掛金控除の対象となる。
- (3)企業型年金の老齢給付金を年金で受け取った場合、当該給付金は雑所得として所得税の課税対象となり、雑所得の金額の計算上、公的年金等控除額を控除することができる。
- (4)企業型年金加入者が退職し、国民年金の第3号被保険者となった場合、所定の手続きにより、企業型年金の個人別管理資産を個人型年金に移換し、個人型年金加入者または個人型年金運用指図者となることができる。
正答 (1)
正答は (1)。最も不適切なのはこれです。
マッチング拠出で加入者が出す掛金には、次の2つの上限があります。
① 事業主掛金の額を超えられない
② 事業主掛金との合計が拠出限度額を超えられない
したがって加入者掛金の上限は、「拠出限度額 - 事業主掛金」と「事業主掛金の額」のいずれか少ない方です。事業主掛金が少ないと、上限はその事業主掛金の額で止まります。「事業主掛金の額の多寡にかかわらず」とする点が誤りです。
例:拠出限度額が月5万5,000円、事業主掛金が月1万円なら、
5万5,000円 - 1万円 = 4万5,000円
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事業主掛金 1万円
少ない方の1万円が加入者掛金の上限
【ほかの選択肢】
(2) 加入者が拠出するマッチング拠出の掛金は、全額が小規模企業共済等掛金控除の対象です。 適切
(3) 老齢給付金を年金で受け取ると雑所得(公的年金等)になり、公的年金等控除額を差し引けます。一時金で受け取れば退職所得です。 適切
(4) 退職して第3号被保険者になっても、個人型年金(iDeCo)に資産を移して加入者または運用指図者になれます。第3号被保険者もiDeCoに加入できます。 適切
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2024年5月 (8)出典元ページ
最終更新日
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