ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の顧客に対する行為に関する次の記述のうち、職業倫理に照らし、最も適切な…
ライフプランニングと資金計画 (1)
ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の顧客に対する行為に関する次の記述のうち、職業倫理に照らし、最も適切なものはどれか。
- (1)顧客から金融資産の安定した投資先を教えてほしいとの依頼を受けたFPのAさんは、自身の勤務先である銀行が新たに取扱いを始めたリスクの高い金融商品を提案し、契約することを強く勧めた。
- (2)顧客から配偶者が要介護認定を受けたことを聞いたFPのBさんは、住宅リフォーム工事を請け負う会社を経営する知人に対して、顧客の同意を得ないでその情報を伝えた。
- (3)顧客から保険商品について相談を受けたFPのCさんは、自身の専門性を強調するため、顧客の理解度は考慮せず、専門用語を多用して保険商品の説明を行った。
- (4)顧客から資産運用に関するセミナーの講師を依頼されたFPのDさんは、官公庁が作成した転載を禁止する旨の表示がない広報資料をインターネットで入手し、当該官公庁の許諾を得ることなく、セミナーのレジュメで出典を明記して使用した。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切です。
国や地方公共団体の機関が、一般に知らせる目的で作成・公表した広報資料などは、転載を禁止する旨の表示が無ければ、説明の材料として刊行物に転載できます(著作権法第32条第2項)。出典を明示する必要があり、Dさんは出典を明記しているので適切です。
【ほかの選択肢】
(1) 顧客は安定した投資先を望んでいるのに、勤務先の利益のためにリスクの高い商品を強く勧めるのは、顧客の利益を優先する原則に反します。 誤り
(2) 顧客の同意なく、配偶者が要介護認定を受けたという個人情報を知人に伝えるのは、守秘義務に反します。 誤り
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(3) 顧客の理解度を考えずに専門用語を多用するのは、顧客が理解できるように説明する義務に反します。 誤り
【FPの職業倫理の柱】
顧客利益の優先、守秘義務、説明義務(アカウンタビリティ)、同意(インフォームド・コンセント)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2024年9月 (1)出典元ページ
最終更新日
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