老齢厚生年金の繰下げ支給に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
ライフプランニングと資金計画 (4)
老齢厚生年金の繰下げ支給に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)老齢厚生年金の繰下げ支給による年金の増額率は、繰り下げた月数に0.5%を乗じて得た率である。
- (2)老齢厚生年金の受給権者が、老齢厚生年金の受給権を取得したときに遺族厚生年金の受給権者であった場合、老齢厚生年金の繰下げ支給の申出をすることができない。
- (3)老齢厚生年金の受給権者が、老齢厚生年金の繰下げ支給の申出をする場合、老齢基礎年金の繰下げ支給の申出を同時に行わなければならない。
- (4)加給年金額が加算される老齢厚生年金について繰下げ支給の申出をする場合、加給年金額についても繰下げ支給による増額の対象となる。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切です。
老齢厚生年金の受給権を取得した時点で、遺族厚生年金・障害厚生年金・遺族基礎年金などほかの年金(老齢基礎年金・付加年金・障害基礎年金は除く)の受給権者であった場合は、繰下げの申出ができません(厚生年金保険法第44条の3)。
【ほかの選択肢】
(1) 繰下げの増額率は、繰り下げた月数 × 0.7%です(最大120月で84%)。0.5%は2022年3月以前に60歳に達した人の繰上げの減額率です。 誤り
(3) 老齢厚生年金と老齢基礎年金は、別々に繰り下げることができます。同時に請求しなければならないのは繰上げです。 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 加給年金額は繰下げによる増額の対象になりません。また、繰下げ待機中は加給年金額も支給されません。 誤り
【繰下げの要点】
増額率 1ヵ月あたり0.7%、最大84%(75歳まで)
単独の繰下げ 老齢基礎年金・老齢厚生年金のどちらか一方だけも可
加給年金額・振替加算 増額されない
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2025年1月 (4)出典元ページ
最終更新日
「ライフプランニングと資金計画」のほかの問題
- 2019年1月 (4)雇用保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 2020年1月 (1)ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の顧客に対する行為に関する次の記述のう
- 2021年5月 (7)公的年金の老齢給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2022年5月 (5)公的年金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2023年5月 (5)国民年金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2024年5月 (4)雇用保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
スポンサーリンク

