表面利率(クーポンレート)2%、残存期間4年の固定利付債券を、額面100円当たり98円で購入し、2年後に額面100円当た…
金融資産運用 (41)
表面利率(クーポンレート)2%、残存期間4年の固定利付債券を、額面100円当たり98円で購入し、2年後に額面100円当たり99円で売却した場合の所有期間利回り(単利)を算出する計算式は、( )である。なお、税金や手数料等は考慮しないものとする。
正答 (2)
正答は (2)。次の式になります。
所有期間利回り = {表面利率 + (売却価格 - 購入価格) ÷ 所有期間} ÷ 購入価格 × 100
この設例に当てはめると、
= {2 + (99 - 98) ÷ 2} ÷ 98 × 100
= {2 + 0.5} ÷ 98 × 100
= 2.5 ÷ 98 × 100
= 2.551…
≒ 2.55%
98円で買って99円で売ったので、2年間で1円の利益が出ています。年あたりに直すと0.5円。年2円の利息に0.5円を加えた2.5円が1年あたりの収益で、これを投資額98円で割ります。
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分母を購入価格の98にすること、価格差を割るのは残存期間4年ではなく所有期間2年であることの2点が、この設問の分かれ目です。
【4つの利回り】
応募者利回り 新規発行時に買って償還まで持つ場合
最終利回り 既発債を買って償還まで持つ場合
所有期間利回り 途中で売却する場合
直接利回り 購入価格に対する毎年の利息の割合
いずれも「1年あたりの収益 ÷ 購入価格 × 100」という形は同じです。違うのは、価格差を何年で割るかだけです。
応募者利回り (償還価格 - 発行価格) ÷ 償還期限
最終利回り (償還価格 - 購入価格) ÷ 残存期間
所有期間利回り (売却価格 - 購入価格) ÷ 所有期間
【直接利回り】
2 ÷ 98 × 100 = 2.04%
【額面より安く買った場合】
償還時や売却時に利益が出るため、利回りは表面利率より高くなる
この設例でも、表面利率2%に対して利回りは2.55%です。逆に額面より高く買えば、利回りは表面利率より低くなります。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2019年1月 (41)出典元ページ
最終更新日
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