透過写真撮影用ガンマ線照射装置又は放射線装置室に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。…
関係法令 第15問
透過写真撮影用ガンマ線照射装置又は放射線装置室に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。
- (1)放射線装置室内でガンマ線照射装置を使用するときは、放射線源送出し装置以外の遠隔操作装置を用いて線源容器から放射線源を取り出すことができる。
- (2)装置の外側における外部放射線による1cm線量当量率が20µSv/hを超えないように遮蔽された構造のガンマ線照射装置については、放射線装置室以外の場所に設置することができる。
- (3)100TBq以上の放射性物質を装備しているガンマ線照射装置を使用する放射線装置室の出入口で、人が通常出入りするものには、インターロックを設けなければならない。
- (4)放射線装置室内に設置するガンマ線照射装置で照射しているときは、装備している放射性物質が500GBq未満である場合を除き、その旨を自動警報装置を用いて関係者に周知させなければならない。
- (5)ガンマ線照射装置を設置している放射線装置室は、遮蔽壁等の遮蔽物を設けて、労働者が常時立ち入る場所における外部放射線による実効線量を、1週間につき1mSv以下にしなければならない。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
自動警報装置による周知が要らないのは、装備している放射性物質が400GBq未満の場合です。「500GBq未満」ではありません。
【自動警報装置】
放射線装置室内に設置した放射線装置で照射するときは、その旨を自動警報装置で関係者に周知させる
ただし、400GBq未満の放射線装置は除く
【ほかの選択肢】
(1) 放射線装置室内でガンマ線照射装置を使用するときは、放射線源
送出し装置以外の遠隔操作装置を用いて線源を取り出すことが
できる 正しい
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(2) 装置の外側における1cm線量当量率が20µSv/hを超えない
ように遮蔽された構造のものは、放射線装置室以外の場所に
設置できる 正しい
(3) 100TBq以上の放射性物質を装備しているガンマ線照射装置を
使用する放射線装置室の出入口で、人が通常出入りするものには
インターロックを設ける 正しい
(5) 放射線装置室は、遮蔽壁等を設けて、労働者が常時立ち入る場所
における実効線量を、1週間につき1mSv以下にする
正しい
【三つの数字】
20µSv/h 装置の外側。これ以下なら装置室の外でもよい
400GBq これ未満なら自動警報装置が要らない
100TBq これ以上ならインターロックが要る
小さいほうから、装置室の要否、警報、インターロックと、規制が厳しくなっていきます。
【インターロック】
扉を開けると照射が止まる、あるいは照射中は扉が開かない仕掛け
人が入れないようにするのではなく、入ったら止まるようにします。もっとも強い規模のものに求められます。
【1週間につき1mSv】
労働者が常時立ち入る場所の遮蔽の基準
管理区域の境界(3か月1.3mSv)とは別の基準です。どこの話かを読み分けます。
【放射線源送出し装置】
線源をパイプで押し出す装置
装置室の外から操作できるので、被ばくを避けられます。
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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