乳房のMR 像(別冊No. 1)を別に示す。この画像で正しいのはどれか。…
午前 第5問
乳房のMR 像(別冊No. 1)を別に示す。この画像で正しいのはどれか。
- (1)T₁強調像である。
- (2)位相方向は前後方向である。
- (3)脂肪抑制法が併用されている。
- (4)右乳房腫瘤は骨格筋と比較し低信号である。
- (5)大動脈の内腔は高信号として描出されている。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは「脂肪抑制法が併用されている」です。
【画像の見方】
皮下脂肪や乳房内の脂肪が黒く(低信号に)写っています。
脂肪が本来高信号になる撮像で、脂肪だけが暗いので、脂肪抑制法が使われているとわかります。右乳房の腫瘤は明るく(高信号に)写っています。
【ほかの選択肢】
(1) T₁強調像 腫瘤の内部が強い高信号で、脂肪を抑制した T₂強調像(または STIR)と考えられます。造影剤を使っていない T₁強調像では、このような腫瘤は筋と同程度か低い信号になります 誤り
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(2) 位相方向は前後方向 乳房の横断像では、心臓の拍動などによるアーチファクトが乳房に重ならないよう、位相方向は一般に左右方向にとります。前後にとると、心臓のゴーストが乳房に重なります 誤り
(4) 腫瘤は骨格筋と比較し低信号 腫瘤は胸の筋(大胸筋)よりはっきり明るく、高信号です 誤り
(5) 大動脈の内腔は高信号 下行大動脈の内腔は黒く(流れによる信号の消失、flow void)写っています 誤り
【見分け方】
脂肪が黒い → 脂肪抑制あり
水(腫瘤・浮腫)が白い → T₂強調系
流れの速い血管が黒い → flow void(スピンエコー系)
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問5(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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