蛋白質並びにその分解、吸収及び代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働生理 第24問
蛋白質並びにその分解、吸収及び代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)蛋白質は、約20種類のアミノ酸が結合してできており、内臓、筋肉、皮膚など人体の臓器等を構成する主成分である。
- (2)蛋白質は、膵臓から分泌される消化酵素である膵リパーゼなどによりアミノ酸に分解され、小腸から吸収される。
- (3)血液循環に入ったアミノ酸は、体内の各組織において蛋白質に再合成される。
- (4)肝臓では、アミノ酸から血漿蛋白質が合成される。
- (5)飢餓時には、肝臓などでアミノ酸などからブドウ糖を生成する糖新生が行われる。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
蛋白質をアミノ酸に分解するのは、膵液に含まれるトリプシンなどです。膵リパーゼは脂肪を分解する酵素で、蛋白質には働きません。
【ほかの選択肢】
(1) 蛋白質は約20種類のアミノ酸が結合してできており、人体の
臓器等を構成する主成分 正しい
(3) 血液循環に入ったアミノ酸は、各組織において蛋白質に
再合成される 正しい
(4) 肝臓では、アミノ酸から血漿蛋白質が合成される 正しい
解説の続きをみる続きを閉じる
(5) 飢餓時には、肝臓などでアミノ酸などからブドウ糖を生成する
糖新生が行われる 正しい
【三大栄養素と酵素】
炭水化物 アミラーゼ → ブドウ糖
蛋白質 ペプシン、トリプシン → アミノ酸
脂肪 リパーゼ → 脂肪酸とグリセリン
リパーゼは脂肪。「リ」で始まるものは脂肪、と結びつけておくと取り違えません。
【消化の場所】
口 唾液アミラーゼ デンプン
胃 ペプシン 蛋白質
十二指腸 トリプシン、リパーゼ、膵アミラーゼ(膵液)
小腸 最終的に分解し、吸収する
【糖新生】
糖質が足りないとき、アミノ酸や乳酸などからブドウ糖を作る
脳はブドウ糖しか使えないので、絶食しても血糖を絶やすわけにはいきません。そこで肝臓が、体の蛋白質を崩してでもブドウ糖を作ります。飢餓で筋肉が落ちるのは、このためです。
【血漿蛋白質】
アルブミン、グロブリン、フィブリノーゲンなど
いずれも肝臓で作られます。肝臓が悪くなるとアルブミンが減り、むくみが出るのは、この働きが落ちるからです。
出典:第二種衛生管理者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「労働生理」のほかの問題
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第24問消化器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第22問心臓及び血液循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第30問ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちど
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第28問体温調節に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第26問代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第24問脂肪の分解・吸収及び脂質の代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
スポンサーリンク

