原発性硬化性胆管炎に合併することが多いのはどれか。…
D問題 第9問
原発性硬化性胆管炎に合併することが多いのはどれか。
- (1)虚血性腸炎
- (2)偽膜性腸炎
- (3)大腸憩室炎
- (4)潰瘍性大腸炎
- (5)過敏性腸症候群
正答 (4)
正答は (4)。潰瘍性大腸炎です。
原発性硬化性胆管炎〈PSC〉は、肝内外の胆管に原因不明の炎症と線維化が起こり、胆管が狭窄と拡張を繰り返して数珠状になる病気です。炎症性腸疾患、とくに潰瘍性大腸炎を合併しやすいことがよく知られています。PSCに合併する潰瘍性大腸炎は、右側の大腸に病変が目立つことや、症状が軽いことがあるとされます。
【ほかの選択肢】
(1) 虚血性腸炎 誤り 高齢者の動脈硬化・便秘などが背景
(2) 偽膜性腸炎 誤り 抗菌薬使用後のClostridioides difficile感染
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(3) 大腸憩室炎 誤り 大腸憩室の感染
(5) 過敏性腸症候群 誤り 器質的異常のない機能性疾患
【あわせて覚える】
PSCは胆管癌の発生母地になります。
潰瘍性大腸炎を合併すると大腸癌の危険も高まるので、定期的な検査が必要です。
肝移植のほかに確立した治療は乏しい病気です。
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問9(厚生労働省 公表)出典元ページ
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