80 歳の男性。誤嚥性肺炎のため入院中である。入院翌日から①食事が再開され、その後、肺炎は改善し、入院7 日目の昨日、②…

B問題 第38問

80 歳の男性。誤嚥性肺炎のため入院中である。入院翌日から①食事が再開され、その後、肺炎は改善し、入院7 日目の昨日、②末梢静脈ラインからの点滴治療が終了となった。患者のベッド周囲には③離床センサーが設置され、患者はトイレ歩行時にナースコールで看護師を呼び、④看護師見守りの下で、⑤スリッパを履き、トイレまで歩いている。下線部のうち、この患者の転倒のリスクファクターはどれか。

正答 (5)
正答は (5)。⑤のスリッパです。 スリッパはかかとが固定されず、脱げやすく、つまずきやすいため、転倒の危険を高めます。入院中の高齢者には、かかとまで包む、滑りにくい靴底の履物を勧めます。この患者は高齢で、肺炎で入院して体力が落ちていることも、転倒しやすい理由です。 【ほかの選択肢】いずれも転倒のリスクファクターではありません。 (1) ①食事の再開  栄養状態の改善につながる (2) ②末梢静脈ラインからの点滴の終了  点滴台やチューブは転倒の原因になるので、終了は危険を減らす (3) ③離床センサーの設置  転倒を防ぐための対策
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(4) ④看護師の見守りの下での歩行  転倒を防ぐための対策 【ほかの転倒のリスクファクター】 転倒の既往、筋力低下、ふらつき、認知機能の低下、夜間の頻尿、睡眠薬・降圧薬・利尿薬などの薬があります。

出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問38(厚生労働省 公表)出典元ページ

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