食中毒の予防で加熱が最も有効なのはどれか。…
D問題 第4問
食中毒の予防で加熱が最も有効なのはどれか。
- (1)Bacillus cereus
- (2)Campylobacter jejuni
- (3)Clostridium botulinum
- (4)Clostridium perfringens
- (5)Staphylococcus aureus
正答 (2)
正答は (2)。Campylobacter jejuni です。
カンピロバクターは鶏肉(生や加熱不十分な鶏刺し、たたき、バーベキューの鶏肉)による食中毒の代表です。菌そのものが熱に弱く、芽胞も耐熱性の毒素も作らないので、中心部まで十分に加熱すれば防げます。生の肉を扱った箸や包丁、まな板からほかの食品にうつさないことも大切です。潜伏期は2〜7日ほどとやや長く、下痢・腹痛・発熱を起こします。発症の数週間後にGuillain-Barré症候群を起こすことがあります。
【ほかの選択肢(加熱だけでは防ぎにくい)】
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(1) Bacillus cereus 誤り
芽胞は熱に強く、嘔吐型の毒素(セレウリド)も耐熱性です。
炊いた米やパスタを室温に置いておくことで起こります
(3) Clostridium botulinum 誤り
芽胞は熱に強く、真空パック・缶詰・いずしなどの酸素の少ない
保存で増えて毒素を作ります。保存のしかたの管理が中心です
(4) Clostridium perfringens 誤り
芽胞が加熱を生き延び、大鍋のカレーやシチューを室温でゆっくり冷ます間に増えます。小分けにして早く冷ますことが大切です
(5) Staphylococcus aureus 誤り
手指の傷などから食品に付き、作られたエンテロトキシンは熱に強いため、加熱しても防げません。潜伏期は数時間と短いです
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問4(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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