8 歳の女児。顔面および体幹部の発疹を主訴に父親に連れられて来院した。昨日から微熱があり、本日、顔面や体幹部に皮疹が出現…

D問題 第65問

8 歳の女児。顔面および体幹部の発疹を主訴に父親に連れられて来院した。昨日から微熱があり、本日、顔面や体幹部に皮疹が出現したため受診した。体温37.7 ℃。顔面の皮膚所見(別冊No. 26)を別に示す。全身状態は良好である。咽頭発赤を認める。A 群β溶連菌迅速検査は陽性だった。この患児の注意すべき合併症はどれか。

医師 2024年(令和6年) 第65問の図
正答 (4)
正答は (4)。急性糸球体腎炎です。 発熱、咽頭発赤に続いて、顔面や体幹に細かい紅斑が出て、A群β溶連菌迅速検査が陽性です。顔面の写真では、頰が一面に赤く、細かな紅斑が密集しています。猩紅熱です。A群β溶連菌による咽頭炎の後、おおむね1〜2週間たってから溶連菌感染後急性糸球体腎炎が起こることがあり、血尿、浮腫、高血圧が現れます。回復期に尿検査で血尿・蛋白尿の有無を確かめます。 【ほかの選択肢】 (1) 冠動脈瘤 誤り 川崎病の合併症です (2) 間質性肺炎 誤り (3) 血小板減少 誤り
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  ウイルス感染後の免疫性血小板減少性紫斑病などでみられます (5) 亜急性硬化性全脳炎 誤り 麻疹の数年後に起こる合併症です 【溶連菌感染の後に起こるもの】 急性糸球体腎炎、リウマチ熱 リウマチ熱を防ぐため、ペニシリン系抗菌薬を10日間しっかり飲みきります。(抗菌薬で糸球体腎炎を確実に防げるわけではありません)

出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問65(厚生労働省 公表)出典元ページ

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