A ちゃん(6 か月、男児)は、救急外来に搬送された。母親は「A ちゃんが泣き止まないため、父親があやすつもりで強く揺さ…
午前 第18問
A ちゃん(6 か月、男児)は、救急外来に搬送された。母親は「A ちゃんが泣き止まないため、父親があやすつもりで強く揺さぶったところ、しばらくしたらぐったりした」と話している。A ちゃんは、CT 検査の結果、硬膜下血腫が確認された。外見上の外傷は認められなかった。このときA ちゃんに生じている可能性が高いのはどれか。
- (1)下 血
- (2)眼底出血
- (3)鼓膜穿孔
- (4)股関節の脱臼
正答 (2)
正答は (2)。眼底出血が生じている可能性が高いです。
強く揺さぶられた乳児では、首の筋肉が弱く頭が大きいため、脳が頭の中で揺れ、橋渡しの静脈が切れて硬膜下血腫が起こります。同じ力で網膜の血管も切れ、眼底出血が起こります。硬膜下血腫、眼底出血、脳の損傷がそろうのが乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)の特徴で、外見に傷が無いことも多いです。
【ほかの選択肢】
(1) 下血 揺さぶりで起こる典型的な所見ではない 誤り
(3) 鼓膜穿孔 耳への直接の打撃などで起こる。揺さぶりの典型的な所見ではない 誤り
(4) 股関節の脱臼 揺さぶりの典型的な所見ではない。乳児の虐待では骨幹端の骨折や肋骨の骨折が見られることがある 誤り
出典:2025年(令和7年) 助産師国家試験 問18(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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