監査役等とのコミュニケーションに関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

監査論 監査論 問題20

監査役等とのコミュニケーションに関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.会計監査人設置会社の監査人は,監査事務所の品質管理システムの整備・運用状況の概要を,監査役等に書面若しくは電磁的記録又は口頭で伝達しなければならない。イ.監査人と監査役等との有効な双方向のコミュニケーションは,監査役等が財務報告プロセスの監視責任を果たし,財務諸表の重要な虚偽表示リスクを軽減する上で重要である。ウ.監査人は,監査期間中に困難な状況に直面した場合には,その状況について監査役等とコミュニケーションを行わなければならない。エ.監査人は,監査計画の内容について,監査役等とコミュニケーションを行う必要があるが,経営者に対しては,監査の有効性を阻害することになるため,その内容を知らせてはならない。

正答 (4)
正答は (4)。双方向のコミュニケーションは監査役等の監視責任の遂行に重要で(イ)、監査中の困難な状況は監査役等に伝えます(ウ)。 監査役等とのコミュニケーション(監基報260)を問う問題です。 【各記述】 ア 誤り。会計監査人設置会社の監査人は、監査事務所の品質管理システムの整備・運用状況の概要を、書面又は電磁的記録で監査役等に伝えます。口頭による伝達では足りません。 イ 正しい。監査人と監査役等との有効な双方向のコミュニケーションは、監査役等が財務報告プロセスを監視する責任を果たし、重要な虚偽表示リスクを軽減する上で重要です。
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ウ 正しい。監査の実施中に直面した困難な状況(経営者の協力が得られない、情報の提供が遅れるなど)は、監査役等とコミュニケーションを行わなければなりません。 エ 誤り。監査計画について経営者と話し合うことは、手続が予測されて監査の有効性が損なわれないよう留意すれば妨げられません。知らせてはならないわけではありません。 正しいのはイとウで、(4) です。

出典:2024年(令和6年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 監査論 問題20(金融庁 公表)出典元ページ

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