生体エネルギーと代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第23問
生体エネルギーと代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)脱共役たんぱく質(UCP)は、酸化的リン酸化を促進する。
- (2)Na⁺,K⁺ ATPaseは、K⁺を細胞外へ排出する。
- (3)摂取した水分子の酸素原子は、呼気中の二酸化炭素分子には含まれない。
- (4)代謝過程で生じた熱は、身体活動のためのエネルギー源として利用することができる。
- (5)脂肪酸のβ酸化経路には、中間代謝物と酸素分子が反応する過程はない。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
β酸化は、アシルCoAの脱水素(FAD)、水の付加、脱水素(NAD⁺)、チオラーゼによる切断の4段階のくり返しで、酸素分子が中間代謝物と直接反応する段階はありません。生じたFADH₂・NADHが電子伝達系で酸化され、そこで初めて酸素が使われます。
【ほかの選択肢】
(1) 脱共役たんぱく質(UCP) ミトコンドリア内膜の水素イオンの濃度差を逃がし、ATPの合成と切り離して熱を生む。酸化的リン酸化(ATP合成)は減る 誤り
(2) Na⁺,K⁺-ATPase ATP 1分子でNa⁺ 3個を細胞外へ出し、K⁺ 2個を細胞内へ取り込む 誤り
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(3) 水分子の酸素原子 クエン酸回路などで水が反応に加わるので、その酸素は二酸化炭素にも入りうる 誤り
(4) 代謝で生じた熱 体温の維持には役立つが、筋収縮などの仕事のエネルギーには変えられない 誤り
出典:第26回 管理栄養士国家試験 問23(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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