放射性物質に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第62問
放射性物質に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)ストロンチウム90は、放射性物質である。
- (2)放射性物質の中には、1年以上の物理的半減期を持つものがある。
- (3)ヨウ素131は、生体中で甲状腺機能障害の原因となる。
- (4)セシウム137は、ばれいしょの発芽防止のために用いられる。
- (5)わが国では、輸入食品にセシウム134と137の合計値による規制値が設定されている。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
ばれいしょ(じゃがいも)の発芽防止の照射に使われるのは、コバルト60のγ線です。わが国で食品への放射線照射が認められているのは、このばれいしょの発芽防止だけで、セシウム137は使われていません。
【ほかの選択肢】
(1) ストロンチウム90 β線を出す放射性物質。カルシウムに似た性質で骨にたまりやすい 正しい
(2) 1年以上の物理的半減期 セシウム137は約30年、ストロンチウム90は約29年と長い 正しい
(3) ヨウ素131 甲状腺に集まり、甲状腺の機能障害やがんの原因になる。物理的半減期は約8日 正しい
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(5) 輸入食品の規制値 チェルノブイリ原子力発電所の事故(1986年)の後、輸入食品にセシウム134と137の合計で370 Bq/kgの暫定限度が設けられていた 正しい
※2026年10月時点では、2012年4月から食品中の放射性セシウム(134と137の合計)の基準値が設けられ、一般食品は100 Bq/kgです。
出典:第26回 管理栄養士国家試験 問62(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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