食品添加物の1日摂取許容量(ADI)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第63問
食品添加物の1日摂取許容量(ADI)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)1年間摂取し続けても影響を受けない量のことである。
- (2)ヒト試験によって求められる。
- (3)単位は、mg/kg体重/年で示される。
- (4)最大無毒性量を安全係数で除して算出される。
- (5)種差と個人差を考慮した安全係数には、10が使われる。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
1日摂取許容量(ADI)は、動物実験で求めた最大無毒性量(NOAEL)を安全係数で割って求めます。安全係数には、ふつう動物とヒトの種差の10と、ヒトの個人差の10を掛けた100を使います。
【計算の例】
最大無毒性量が100 mg/kg体重/日の添加物なら
ADI=100÷100=1 mg/kg体重/日
【ほかの選択肢】
(1) ADIは、ヒトが一生涯、毎日摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される1日当たりの量。1年間ではない 誤り
(2) ADIのもとになる最大無毒性量は、動物を使った毒性試験(慢性毒性・発がん性・生殖毒性など)から求める。ヒト試験ではない 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 単位は mg/kg体重/日。1日当たりで、年当たりではない 誤り
(5) 種差と個人差を合わせた安全係数はふつう100(10×10)。10ではない 誤り
【関連する用語】
最大無毒性量(NOAEL) 動物実験で有害な影響がみられなかった最大の投与量
耐容1日摂取量(TDI) 汚染物質など、意図せず摂取するものに使う同じ考え方の指標
出典:第28回 管理栄養士国家試験 問63(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午前の部」のほかの問題
- 2012年(平成24年) 第62問放射性物質に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 2015年(平成27年) 第39問うっ血性心不全に関する記述である。正しいのはどれか。 2つ選べ。
- 2016年(平成28年) 第16問学校保健に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 2016年(平成28年) 第99問高温環境に暴露されたときに起こる身体変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 2018年(平成30年) 第83問基礎代謝量に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 2026年(令和8年) 第71問糖輸送担体(糖輸送体)であるSGLTの「S」に該当する英単語である。最も適当なのはどれか
スポンサーリンク

