野菜摂取量を増やす栄養教育において、行動変容段階上の無関心期(前熟考期)から関心期(熟考期)へ変容する過程である。正しい…
午後の部 第107問
野菜摂取量を増やす栄養教育において、行動変容段階上の無関心期(前熟考期)から関心期(熟考期)へ変容する過程である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)野菜料理をお弁当に入れてもらうよう、家族に頼んだ。
- (2)野菜を多く食べるようになって、便秘が改善したことに気づいた。
- (3)野菜の量が少ないままだと健康を害すると、危機感を持った。
- (4)野菜は摂りにくいと思っていたが、簡単に摂取できることがわかった。
- (5)野菜を常に冷蔵庫に入れておくようにした。
正答 (3)
正答は (3)。無関心期から関心期への変容の過程はこれです。
トランスセオレティカルモデルで、無関心期から関心期に進むときに働く変容のプロセスは、意識の高揚、感情的体験(ドラマティックリリーフ)、環境の再評価です。「このままだと健康を害する」と危機感を持つのは、感情が動かされる感情的体験に当たります。
【ほかの選択肢】
(1) 家族に協力を頼むのは、援助関係の利用。実際に行動を始める段階(実行期・維持期)で使われる 誤り
(2) 野菜を多く食べるようになってからの変化に気づくのは、すでに行動をしている段階。無関心期から関心期への過程ではない 誤り
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(4) 「簡単に摂れる」と障害が小さく感じられるようになるのは、行動のしやすさの見直し(意思決定のバランスの変化)で、関心期から準備期へ進むときに重要になる 誤り
(5) 野菜を常に冷蔵庫に置いておくのは、行動のきっかけを整える刺激統制。実行期・維持期のプロセス 誤り
【行動変容段階と主なプロセス】
無関心期→関心期 意識の高揚、感情的体験、環境の再評価
関心期→準備期 自己の再評価
準備期→実行期 自己の解放(決意の表明)
実行期→維持期 行動置換、援助関係の利用、強化マネジメント、刺激統制
出典:第28回 管理栄養士国家試験 問107(厚生労働省 公表)出典元ページ
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