カルシウムの吸収と代謝に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第86問
カルシウムの吸収と代謝に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)カルシウムは、能動輸送によって吸収される。
- (2)カルシウムの吸収は、活性型ビタミンDで促進される。
- (3)カルシウムの吸収率は、年齢による影響を受ける。
- (4)カルシウムの吸収は、シュウ酸により阻害される。
- (5)血中カルシウム濃度は、カルシトニンによって上昇する。
正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。
カルシトニンは甲状腺から分泌され、骨からカルシウムが溶け出すのを抑えて、血中カルシウム濃度を下げます。濃度を上げるのは副甲状腺ホルモン(PTH)と活性型ビタミンDです。
【ほかの選択肢】
(1) カルシウムは、主に十二指腸・空腸の上部で、細胞を通る能動輸送で吸収される(細胞の間を通る受動的な吸収もある) 正しい
(2) 活性型ビタミンD(1,25-ジヒドロキシビタミンD)は、腸のカルシウム結合たんぱく質を増やして吸収を促す 正しい
(3) 吸収率は、成長期の小児や思春期で高く、成人・高齢者で下がる 正しい
(4) シュウ酸(ほうれんそうなど)やフィチン酸は、カルシウムと結合して吸収を妨げる 正しい
出典:第28回 管理栄養士国家試験 問86(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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