炎症性腸疾患に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第125問
炎症性腸疾患に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)クローン病では、抗TNFα抗体製剤が使用される。
- (2)クローン病活動期では、成分栄養剤が有効である。
- (3)クローン病寛解期では、n 3系多価不飽和脂肪酸の摂取を勧める。
- (4)潰瘍性大腸炎では、5アミノサリチル酸製剤が使用される。
- (5)潰瘍性大腸炎寛解期では、たんぱく質の摂取量を制限する。
正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。
潰瘍性大腸炎の寛解期には、特別な食事制限は必要なく、たんぱく質も制限しません。バランスのよい食事で栄養状態を保つことが大切です。活動期には、腸を刺激しないよう脂質・食物繊維を控え、高エネルギー・高たんぱく質の低残渣食にします。
【ほかの選択肢】
(1) クローン病では抗TNFα抗体製剤が使用される インフリキシマブ・アダリムマブなど 正しい
(2) クローン病活動期では成分栄養剤が有効 成分栄養剤は脂質がきわめて少なく、消化をほとんど必要としないので、腸を休めながら栄養を補える 正しい
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(3) クローン病寛解期ではn-3系多価不飽和脂肪酸の摂取を勧める 脂質の量は控えつつ、炎症を抑える方向に働くn-3系脂肪酸(魚油など)を勧める 正しい
(4) 潰瘍性大腸炎では5-アミノサリチル酸製剤が使用される メサラジン・サラゾスルファピリジンなどが基本の薬 正しい
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問125(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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