消化器疾患の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。 2つ選べ。…
午後の部 第126問
消化器疾患の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。 2つ選べ。
- (1)急性肝炎の黄疸時には、脂質の摂取量を増やす。
- (2)C型慢性肝炎では、鉄の摂取量を減らす。
- (3)肝性脳症では、芳香族アミノ酸の摂取量を増やす。
- (4)急性胆のう炎では、脂質の摂取量を減らす。
- (5)急性膵炎の急性期には、たんぱく質の摂取量を増やす。
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。
(2) C型慢性肝炎では肝臓に鉄がたまりやすく、鉄が酸化ストレスを強めて肝臓の障害を進めます。鉄の多い食品を控える鉄制限食が勧められます。
(4) 急性胆のう炎では、脂質をとると胆のうが収縮して痛みが強くなるので、脂質を控えます。急性期は絶食にし、回復とともに低脂肪の食事から始めます。
【ほかの選択肢】
(1) 急性肝炎の黄疸時には脂質を増やす 胆汁の流れが悪く脂質の消化・吸収が落ちるので、黄疸のある時期は脂質を控える 誤り
(3) 肝性脳症では芳香族アミノ酸を増やす 肝性脳症では芳香族アミノ酸が増え分枝アミノ酸が減っている。たんぱく質を制限し、分枝アミノ酸を多く含む製剤で補う 誤り
(5) 急性膵炎の急性期にはたんぱく質を増やす 急性期は絶食で膵臓を休ませる。回復とともに、低脂肪の流動食から段階的に進める 誤り
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問126(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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