非代償期肝硬変でみられる症候・合併症と栄養管理に関する組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第135問
非代償期肝硬変でみられる症候・合併症と栄養管理に関する組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)浮腫脂肪制限
- (2)黄疸鉄制限
- (3)低血糖難消化性オリゴ糖の投与
- (4)肝性脳症たんぱく質制限
- (5)食道静脈瘤分枝アミノ酸の制限
正答 (4)
正答は (4)。正しい組合せはこれです。
非代償期の肝硬変で肝性脳症があるときは、腸でたんぱく質から作られるアンモニアを減らすため、たんぱく質を制限します(1日0.5〜0.7 g/kg程度)。不足するたんぱく質・エネルギーは、分枝アミノ酸を多く含む肝不全用の経腸栄養剤で補います。
【ほかの選択肢】
(1) 浮腫・腹水には、食塩を制限する(1日5〜7 g程度)。脂肪の制限ではない 誤り
(2) 黄疸に対して鉄を制限するのではない。鉄の制限は、肝臓に鉄がたまりやすいC型慢性肝炎で行われる 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 肝硬変では肝臓のグリコーゲンの貯えが少なく、早朝の空腹時に低血糖・飢餓状態になりやすい。就寝前の軽い夜食(LES)で補う。難消化性オリゴ糖(ラクツロースなど)は、腸のアンモニアの産生と吸収を抑える目的で肝性脳症に使う 誤り
(5) 食道静脈瘤では、硬い食べ物・刺激物を避けて破裂を防ぐ。分枝アミノ酸を制限する理由はない 誤り
出典:第28回 管理栄養士国家試験 問135(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後の部」のほかの問題
- 2015年(平成27年) 第149問褥瘡の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 2016年(平成28年) 第119問長期絶食患者への栄養補給開始後のモニタリングに関する記述である。誤っているのはどれか。1
- 2018年(平成30年) 第112問地域で、3回シリーズの調理を含む教室を実施した。栄養教育プログラムの形成的評価である。正
- 2026年(令和8年) 第98問K社健康保険組合の管理栄養士である。ある単身赴任者に対し、自炊支援を行うことになった。単
- 2012年(平成24年) 第113問肥満対策として実施されている食環境整備に関連した諸外国の法律・制度である。誤っているのは
- 2012年(平成24年) 第177問給食経営における人的資源の活用に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
スポンサーリンク

