COPD(慢性閉塞性肺疾患)の病態と栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第132問
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の病態と栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)体重減少のある患者は、予後が悪い。
- (2)安静時エネルギー消費量は、亢進している。
- (3)分割食を勧める。
- (4)低たんぱく質食を勧める。
- (5)高脂肪食を勧める。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
COPDの患者は呼吸筋の働きが増え、たんぱく質の分解も進んで、筋肉がやせやすい状態です。筋肉量を保つため、低たんぱく質食ではなく、高エネルギー・高たんぱく質食を勧めます。
【ほかの選択肢】
(1) 体重減少のある患者は予後が悪い 体重減少は呼吸機能とは別に、予後を悪くする因子とされる 正しい
(2) 安静時エネルギー消費量は亢進している 呼吸に多くのエネルギーを使うので、予測値の120〜140%程度に高まるとされる 正しい
(3) 分割食を勧める 一度にたくさん食べると、胃がふくらんで横隔膜を押し上げ、息苦しくなる。少量ずつ回数を分けて食べる 正しい
(5) 高脂肪食を勧める 脂質は呼吸商が約0.7と低く、同じエネルギーでも二酸化炭素の発生が少ない。少ない量で多くのエネルギーをとれる 正しい
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問132(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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