食品加工における食品成分の変化に関する記述である。正しいのはどれか。 2つ選べ。…
午前の部 第63問
食品加工における食品成分の変化に関する記述である。正しいのはどれか。 2つ選べ。
- (1)生でんぷんに水を加えて加熱すると、ミセル構造を形成する。
- (2)たんぱく質の変性は、pHの変化により起こる。
- (3)脂質の酸化は、手延べそうめんの加工に利用されている。
- (4)糖類のカラメル化反応は、酵素的褐変である。
- (5)糖アルコールは、アミノカルボニル反応を起こす。
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。
(2) たんぱく質は、加熱だけでなく、pHの変化(酸・アルカリ)、塩類、撹拌、凍結などでも立体構造が崩れて変性します。牛乳に酸を加えて固めるカッテージチーズ、魚を酢でしめるしめさばなどがその例です。
(3) 手延べそうめんは、梅雨を越して蔵で寝かせる「厄(やく)」の間に、生地の脂質の酸化などの変化が起こり、こしが強くゆでのびしにくい麺になります。油脂の酸化をうまく利用した例とされています。
【ほかの選択肢】
(1) 生でんぷんに水を加えて加熱するとミセル構造を形成する 生でんぷんがもともと規則正しいミセル構造(結晶部分)をもち、水と加熱でそれが崩れるのが糊化 誤り
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(4) カラメル化反応は酵素的褐変 カラメル化は糖を高温で加熱して起こる非酵素的褐変 誤り
(5) 糖アルコールはアミノカルボニル反応を起こす 糖アルコールはカルボニル基をもたないので、アミノカルボニル反応を起こさない 誤り
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問63(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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