鉄の吸収と代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第80問
鉄の吸収と代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)非ヘム鉄の吸収は、共存する食品成分の影響を受けない。
- (2)非ヘム鉄の吸収率は、ヘム鉄より高い。
- (3)鉄の消化管からの吸収は、貯蔵鉄量の影響を受ける。
- (4)シトクロムaは、鉄を貯蔵する機能をもつ。
- (5)ミオグロビンは、鉄の血中輸送を担う。
正答 (3)
正答は (3)。鉄の消化管からの吸収は、貯蔵鉄の量の影響を受けます。
からだの鉄は、出ていく経路がほとんどないので、吸収の量で調節されています。貯蔵鉄が少ないと吸収は増え、多いと減ります。この調節には、肝臓が作るヘプシジンというホルモンが関わっています。
【ほかの選択肢】
(1) 非ヘム鉄の吸収は共存する食品成分の影響を受けない ビタミンCや動物性たんぱく質は吸収を高め、フィチン酸・タンニン・シュウ酸などは吸収を妨げる。食べ合わせの影響を大きく受ける 誤り
(2) 非ヘム鉄の吸収率はヘム鉄より高い 肉や魚のヘム鉄のほうが吸収率は高い。非ヘム鉄はその数分の一とされる 誤り
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(4) シトクロムaは鉄を貯蔵する機能をもつ シトクロムは電子伝達系で電子を運ぶ。鉄を貯蔵するのはフェリチンとヘモシデリン 誤り
(5) ミオグロビンは鉄の血中輸送を担う ミオグロビンは筋肉の中で酸素を蓄える。血中で鉄を運ぶのはトランスフェリン 誤り
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問80(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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