静脈栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第119問
静脈栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)末梢静脈栄養法では、1日に2,000 kcalを投与できる。
- (2)末梢静脈栄養法で投与できるアミノ酸濃度は、30%である。
- (3)中心静脈栄養法は、1週間以上は実施できない。
- (4)中心静脈栄養法の基本輸液剤には、亜鉛が含まれる。
- (5)中心静脈栄養法は、在宅では実施できない。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
中心静脈栄養法(TPN)で使う高カロリー輸液用の基本液には、糖質と電解質に加えて、微量元素の亜鉛が含まれています。亜鉛が不足すると、皮膚炎や味覚障害、創傷治癒の遅れなどが起こります。
【ほかの選択肢】
(1) 末梢静脈栄養法では、浸透圧が高い輸液を使うと静脈炎を起こすので、投与できるエネルギーは1日1,000 kcal程度までとされ、2,000 kcalは投与できない 誤り
(2) 末梢静脈から投与できるアミノ酸濃度は3%程度。30%は高すぎる 誤り
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(3) 中心静脈栄養法は、長期間(数か月〜年単位)実施できる。末梢静脈栄養法は短期間(2週間程度まで)が目安 誤り
(5) 在宅中心静脈栄養法(HPN)として、在宅でも実施できる 誤り
【末梢静脈栄養と中心静脈栄養】
末梢静脈栄養(PPN) 短期間、浸透圧比は約3以下、1日1,000 kcal程度まで
中心静脈栄養(TPN) 長期間、高濃度の糖液を使える、必要量をすべて補える
TPNでは、ビタミンB₁の不足による乳酸アシドーシスを防ぐため、ビタミンB₁の投与も必須です。
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問119(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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