呼吸器系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第38問
呼吸器系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)左肺は、上葉、中葉、下葉からなる。
- (2)横隔膜は、呼気時に収縮する。
- (3)血中二酸化炭素分圧の上昇は、ヘモグロビンの酸素結合能力を低下させる。
- (4)内呼吸は、肺胞で行われるガス交換である。
- (5)肺のコンプライアンスが小さいほど、肺は膨らみやすい。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
血中の二酸化炭素分圧が上がる(pHが下がる)と、ヘモグロビンは酸素を離しやすくなり、酸素解離曲線は右へ移動します(ボーア効果)。二酸化炭素が多い活動中の組織で、酸素を多く渡せる仕組みです。
【ほかの選択肢】
(1) 左肺は上葉と下葉の2葉。上葉・中葉・下葉の3葉からなるのは右肺 誤り
(2) 横隔膜は吸気時に収縮して下がり、胸腔を広げる。安静時の呼気では弛緩する 誤り
(4) 内呼吸は、血液と全身の組織の細胞との間のガス交換。肺胞でのガス交換は外呼吸 誤り
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(5) コンプライアンスは肺の膨らみやすさの指標で、大きいほど膨らみやすい。肺線維症では小さくなる 誤り
【酸素解離曲線を右へ動かすもの】
二酸化炭素分圧の上昇
pHの低下
体温の上昇
2,3-ビスホスホグリセリン酸(2,3-BPG)の増加
右へ動くと、同じ酸素分圧でもヘモグロビンが酸素を離しやすくなります。
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問38(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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