血液系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第41問
血液系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)血友病は、ビタミンK欠乏により起きる。
- (2)特発性血小板減少性紫斑病(ITP)では、骨髄の低形成がみられる。
- (3)鉄欠乏性貧血では、血清フェリチン値は低下する。
- (4)溶血性貧血では、血清ハプトグロビン値は上昇する。
- (5)再生不良性貧血は、葉酸欠乏により起きる。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
フェリチンは体内の貯蔵鉄の量を反映するたんぱく質です。鉄欠乏性貧血では、まず貯蔵鉄が減るので、ヘモグロビンが下がるより先に血清フェリチン値が低下します。
【ほかの選択肢】
(1) 血友病は、凝固因子(血友病Aは第Ⅷ因子、Bは第Ⅸ因子)が先天的に欠けるX連鎖性の遺伝性疾患。ビタミンK欠乏ではない 誤り
(2) ITPは、自己抗体で血小板が壊される病気で、骨髄の巨核球は正常か増加している。骨髄の低形成は再生不良性貧血の所見 誤り
(4) 溶血性貧血では、血中に出たヘモグロビンと結合してハプトグロビンが消費されるので、血清ハプトグロビン値は低下する 誤り
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(5) 再生不良性貧血は、骨髄の造血幹細胞が減って起こる。葉酸欠乏で起こるのは巨赤芽球性貧血 誤り
【貧血と検査値】
鉄欠乏性貧血 小球性、血清鉄↓、フェリチン↓、総鉄結合能(TIBC)↑
巨赤芽球性貧血 大球性、ビタミンB₁₂・葉酸の欠乏
溶血性貧血 間接ビリルビン↑、LD↑、ハプトグロビン↓、網赤血球↑
再生不良性貧血 汎血球減少、骨髄の低形成
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問41(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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