アミノ酸代謝の臓器差に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第73問
アミノ酸代謝の臓器差に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)イソロイシンは、主に骨格筋で代謝される。
- (2)バリンは、主に肝臓で代謝される。
- (3)グルタミン酸は、小腸で代謝される。
- (4)腎臓では、グルタミンからアンモニアが産生される。
- (5)フィッシャー比は、血液中の分枝アミノ酸と芳香族アミノ酸のモル比である。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
バリンは、ロイシン・イソロイシンとともに分枝(分岐鎖)アミノ酸で、主に骨格筋で代謝されます。分枝アミノ酸のアミノ基転移酵素が肝臓では弱く、骨格筋で強いためです。
【ほかの選択肢】
(1) イソロイシンも分枝アミノ酸で、主に骨格筋で代謝される 正しい
(3) 食事から入ったグルタミン酸の多くは、小腸の粘膜でエネルギー源などとして代謝される 正しい
(4) 腎臓では、グルタミンからアンモニアをつくって尿に出し、酸の排泄(酸塩基平衡の維持)に役立てている 正しい
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(5) フィッシャー比は、血中の分枝アミノ酸と芳香族アミノ酸(フェニルアラニン・チロシン)のモル比 正しい
【アミノ酸代謝の臓器差】
分枝アミノ酸 骨格筋
芳香族アミノ酸 肝臓
グルタミン 小腸、腎臓
グルタミン酸 小腸
肝硬変では芳香族アミノ酸が増え、分枝アミノ酸が減るので、フィッシャー比が下がります。
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問73(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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