新生児期・乳児期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第92問
新生児期・乳児期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)頭蓋内出血の予防として、ビタミンAを投与する。
- (2)母乳性黄疸が出現した場合には、母親のカロテン摂取量を制限する。
- (3)乳糖不耐症では、乳糖強化食品を補う。
- (4)ビタミンDの欠乏により、くる病が起こる。
- (5)フェニルケトン尿症では、フェニルアラニンを増量したミルクを用いる。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
ビタミンDが不足すると、カルシウムとリンの吸収が落ち、骨の石灰化がうまく進まなくなります。成長期の子どもでは、骨が曲がったり(O脚など)、成長が妨げられたりするくる病が起こります。成人では骨軟化症になります。
【ほかの選択肢】
(1) 新生児・乳児の頭蓋内出血(ビタミンK欠乏性出血症)の予防に投与するのはビタミンK(K₂シロップ)。母乳はビタミンKが少ない 誤り
(2) 母乳性黄疸は、母乳中の成分がビリルビンの代謝に影響して起こるもの。カロテンとは関係なく、母親のカロテン摂取を制限する必要はない 誤り
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(3) 乳糖不耐症では、乳糖を分解できず下痢などを起こすので、乳糖を除いたミルク(無乳糖乳)を使う 誤り
(5) フェニルケトン尿症では、フェニルアラニンを代謝できないので、フェニルアラニンを除去した(制限した)ミルクを使う 誤り
【新生児マススクリーニングと食事療法】
フェニルケトン尿症 フェニルアラニン制限
メープルシロップ尿症 分枝アミノ酸制限
ホモシスチン尿症 メチオニン制限
ガラクトース血症 乳糖(ガラクトース)除去
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問92(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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