幼児期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第93問
幼児期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、成人より低い。
- (2)推定エネルギー必要量は、成長に伴うエネルギー蓄積量を含む。
- (3)間食は、幼児の好きなだけ摂取させてよい。
- (4)咀しゃく機能は、1歳頃に完成される。
- (5)クワシオルコル(kwashiorkor)では、エネルギー摂取量が不足している。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
成長期の推定エネルギー必要量は、体を動かすためのエネルギー(基礎代謝量×身体活動レベル)に、体の組織をつくるのに使われるエネルギー(組織増加分のエネルギー蓄積量)を加えて求めます。
推定エネルギー必要量=基礎代謝量×身体活動レベル+エネルギー蓄積量
【ほかの選択肢】
(1) 体重1 kg当たりの基礎代謝基準値は、幼児の方が成人より高い(2015年版で1〜2歳の男児61.0、18〜29歳の男性24.0 kcal/kg体重/日) 誤り
(3) 幼児の間食は、3回の食事で足りない栄養を補う「補食」と考え、時間と量を決めて与える。好きなだけ食べさせると食事に響く 誤り
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(4) 咀しゃく機能は、乳歯が生えそろう3歳頃までに完成していく。1歳頃はまだ発達の途中 誤り
(5) クワシオルコルは、エネルギーはある程度摂れていても、たんぱく質が著しく不足して起こる栄養失調。浮腫、腹部の膨満、脂肪肝などがみられる 誤り
【たんぱく質・エネルギー栄養障害の2つの型】
マラスムス エネルギーとたんぱく質の両方が不足。著しいやせ、浮腫なし
クワシオルコル 主にたんぱく質が不足。浮腫、低アルブミン血症、脂肪肝
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問93(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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