気象庁が行っている地上気象観測について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中か…
専門知識 専門知識 問1
気象庁が行っている地上気象観測について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。(a) 最大風速は風速計の測定値を10分間平均した値の最大値であり、最大瞬間風速は風速計の測定値を3秒間平均した値の最大値である。(b) 降水とは、大気中の水蒸気が凝結したり、昇華してできた液体・固体およびそれらの併合による生成物、すなわち雨・雪・あられ・ひょうなどが落下する現象、又は落下したものの総称である。(c) 天気を決める大気現象がなく、全雲量が9以上で、見かけ上の最多雲量が巻雲・巻積雲・巻層雲およびこれらの組み合わせによるとき、天気は薄曇である。(d) 大気現象の霧と煙霧は、ともにごく小さな水滴が大気中に浮遊する現象で、水平視程が1km未満のときが霧、1km以上のときが煙霧である。
- ①(a): 正 (b): 正 (c): 正 (d): 誤
- ②(a): 正 (b): 正 (c): 誤 (d): 正
- ③(a): 正 (b): 誤 (c): 正 (d): 正
- ④(a): 誤 (b): 正 (c): 正 (d): 誤
- ⑤(a): 誤 (b): 誤 (c): 誤 (d): 正
正答 ①
正答は ①。(a) 正・(b) 正・(c) 正・(d) 誤 の組み合わせです。
【記述ごとの正誤】
(a) 正しい。気象庁の地上気象観測では、最大風速は10分間平均風速の最大値、最大瞬間風速は瞬間風速(0.25秒ごとの測定値の3秒間の移動平均)の最大値です。
(b) 正しい。降水は、水蒸気の凝結・昇華でできた液体や固体の粒子と、それらが併合してできたもの(雨・雪・あられ・ひょうなど)が落下する現象、又は落下したものの総称です。
(c) 正しい。降水などの天気を決める大気現象がなく、全雲量が9以上で、見かけ上、上層雲(巻雲・巻積雲・巻層雲)が最も多いときは「薄曇」です。中・下層雲が多ければ「曇」になります。
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(d) 誤り。霧はごく小さな水滴が浮遊して水平視程が1km未満になる現象で、視程1km以上の場合は「もや」です。煙霧は、水滴ではなく、乾いたちり・煙などの微粒子が浮遊して視程が悪くなる現象で、霧とは粒子の種類が違います。
【覚え方】
水滴によるものは霧(1km未満)ともや(1km以上)。乾いた粒子によるものは煙霧・黄砂など。
出典:令和4年度第1回(第58回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する専門知識)問1(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ
最終更新日
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