次の記述は、図1に示す電界効果トランジスタ(FET)を用いたドレイン接地増幅回路の出力インピーダンス(端子cd から見た…

無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-13

次の記述は、図1に示す電界効果トランジスタ(FET)を用いたドレイン接地増幅回路の出力インピーダンス(端子cd から見たインピーダンス)Zo〔Ω〕を求める過程について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、FETの等価回路を図2とし、また、Zo は抵抗RS〔Ω〕を含むものとする。(1) 図1を等価回路を用いて書くと、図3になる。出力インピーダンス Zo 〔Ω〕 は、図3の出力端子 cd を短絡したとき cd に流れる電流を Iso 〔A〕 とし、出力端子 cd を開放したときに現れる電圧をVoo 〔V〕 とすると、次式で表される。Zo=Voo/Iso〔Ω〕 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①(2) Isoは、次式で表される。Iso=[A]〔A〕 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ②(3) Vooは、次式で表される。Voo=[B]×Vi 〔V〕 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ③(4) したがって、Zoは式①、②、③より、次式で表される。Zo=[C]〔Ω〕

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)1月期 無線工学の基礎 A-13の表第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)1月期 無線工学の基礎 A-13の選択肢の図
正答 (1)
正答は (1)。短絡電流Iso=gmViに対し開放電圧VooはそのRS/(1+gmRS)倍で、これがZoです。 式①は Zo=Voo/Iso です(テブナンの定理で、開放電圧÷短絡電流が出力インピーダンス)。 短絡(Vo=0):ソースの電位が0なので VGS=Vi Iso=gmVi → A 開放:Voo=gmVGSRS、VGS=Vi-Voo
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Voo=gmRS(Vi-Voo) → Voo={gmRS/(1+gmRS)}×Vi → B Zo=Voo/Iso=RS/(1+gmRS) → C 【ほかの選択肢】 (2) Bの gm/(1+gmRS) が誤り(電圧比なのに単位がSになります) (3) Bの分母 1-gmRS と、Cの 1/(1+gmRS) が誤り (4) Aの (1+gm)Vi が誤り (5) A・B・Cのすべてが誤り 【見分け方】 ソースフォロワの出力インピーダンスは、RSと1/gmの並列とほぼ同じで、小さくなります。

出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-13(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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