次の記述は、図に示す直列形定電圧回路に用いられる電流制限形保護回路の原理的な動作等について述べたものである。[  ]内に…

無線工学A 無線工学A A-9

次の記述は、図に示す直列形定電圧回路に用いられる電流制限形保護回路の原理的な動作等について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の[  ]内には、同じ字句が入るものとする。(1) 負荷電流IL〔A〕が規定値以内のとき、保護回路のトランジスタ[A]は非導通である。IL が増加して抵抗[B]〔Ω〕の両端の電圧が規定の電圧VS〔V〕より大きくなると、[A]が導通する。これにより制御用トランジスタ[C]のベース電流が減少するので、IL の増加を抑えることができる。(2) 出力電圧VO〔V〕が低下すると誤差増幅器のトランジスタ[D]のコレクタ電流が減少する。これにより制御用トランジスタ[C]のベース電位が上昇するので、VO の低下を抑えることができる。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学A A-9の図
正答 (2)
正答は (2)。R4の電圧降下でTr2が導通し、制御用のTr3のベース電流を奪って電流を制限し、出力電圧の変化はTr1が誤差増幅します。 図で、出力と直列に入っているのはTr3(制御用トランジスタ)です。負荷電流ILはR4を通るので、ILが増えてR4の電圧がTr2のベース・エミッタ間の電圧VSを超えると、Tr2が導通し、Tr3のベース電流を分流して減らします。 Tr1は、R1・R2で分けた出力電圧とツェナーダイオードの基準電圧を比べる誤差増幅器です。VOが下がるとTr1のコレクタ電流が減り、R5の電圧降下が小さくなってTr3のベース電位が上がり、VOの低下を抑えます。 【ほかの選択肢】 (1) Tr1とTr3の役割が逆です (3) (4) (5) 保護用はTr2で、検出用の抵抗は負荷電流が流れるR4です

出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A A-9(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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