次の記述は、航空用DME(距離測定装置)の原理的な構成例等について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組…

無線工学A 無線工学A A-10

次の記述は、航空用DME(距離測定装置)の原理的な構成例等について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、1〔nm〕(nm:nautical mile)は、1,852〔m〕とする。(1) 航空用DME は、追跡の状態において、航行中の航空機に対し、既知の地点からの距離情報を連続的に与える装置であり、使用周波数帯は、[A]帯である。(2) 地上DME(トランスポンダ)は、航空機の機上DME(インタロゲータ)から送信された質問信号を受信すると、質問信号と[B]周波数の応答信号を自動的に送信する。(3) 図に示すように、インタロゲータの質問信号の送信から応答信号の受信までの時間が300〔μs〕のとき、トランスポンダの応答遅延時間を50〔μs〕とすると、航空機とトランスポンダとの距離は、約[C]〔nm〕である。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学A A-10の図
正答 (5)
正答は (5)。DMEはUHF帯で、応答は質問と異なる周波数で送られ、距離は(300-50)/2μsの電波の往復から約20nmです。 DMEは960〜1215MHzのUHF帯を使い、地上局は質問信号と63MHz離れた周波数で応答します。 電波が片道にかかる時間は、応答遅延の50μsを引いて2で割ります。 (300-50)/2=125〔μs〕 距離=3×10⁸×125×10⁻⁶=37500〔m〕 37500/1852≒20.2〔nm〕 【ほかの選択肢】 (1) (2) DMEはVHF帯ではありません(VHF帯はVORなど)
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(1) (3) 送信と受信を同じ周波数にすると自分の質問と応答を区別できません (2) (4) 30nm は計算と合いません 【見分け方】 距離の計算は「(全体の時間-応答遅延)÷2×光速」です。遅延を引き忘れると約24nmになります。

出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A A-10(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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