免疫組織化学染色で正しいのはどれか。…
午後 第58問
免疫組織化学染色で正しいのはどれか。
- (1)ホルマリン固定パラフィン包埋切片は使用できない。
- (2)内因性ペルオキシダーゼ活性の阻害に過酸化水素加メタノールを用いる。
- (3)一次抗体反応後は洗浄して十分に乾燥させる。
- (4)二次抗体は一次抗体と同じ動物種の抗血清を用いる。
- (5)ジアミノベンチジンでは赤色に発色される。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
ペルオキシダーゼで標識した抗体を使う免疫組織化学染色では、組織にもともとある(内因性の)ペルオキシダーゼ(赤血球や好中球など)も発色してしまいます。そこで、一次抗体を反応させる前に、過酸化水素を加えたメタノールに切片を浸して、内因性のペルオキシダーゼの活性を止めておきます。
【ほかの選択肢】
(1) ホルマリン固定パラフィン包埋切片は使用できない ふつうはホルマリン固定パラフィン包埋切片を使います。ホルマリンの架橋で隠れた抗原は、加熱や酵素による抗原の賦活化で回復させます 誤り
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(3) 一次抗体反応後は洗浄して十分に乾燥させる 切片が乾くと非特異的な染色が強くなるので、各段階で乾かさないようにします 誤り
(4) 二次抗体は一次抗体と同じ動物種の抗血清を用いる 二次抗体は、一次抗体をつくった動物の免疫グロブリンに対する抗体で、ほかの動物でつくったものを使います(例:マウスの一次抗体には抗マウス IgG 抗体) 誤り
(5) ジアミノベンチジンでは赤色に発色される DAB は褐色に発色します。赤色に発色させるのは AEC などです 誤り
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問58(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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