腹水の原因で誤っているのはどれか。…

午前 第53問

腹水の原因で誤っているのはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。腹水の原因として誤っているのは高蛋白血症です。 腹水は、血管から水が漏れ出る力(静水圧・血管の透過性)が、水を血管の中に引き戻す力(血漿の膠質浸透圧)より強くなったり、リンパの流れが妨げられたりしてたまります。膠質浸透圧を保つのは主にアルブミンなので、腹水の原因になるのは低蛋白(低アルブミン)血症で、高蛋白血症ではありません。 【ほかの選択肢】 (1) 腹膜炎 炎症で血管の透過性が高まり、蛋白や細胞の多い滲出液がたまります 原因になる (3) 門脈圧亢進症 肝硬変などで門脈の圧が上がり、静水圧の上昇で漏出液がたまります 原因になる
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(4) リンパ管閉塞 リンパの流れが妨げられ、乳び腹水などがたまります 原因になる (5) うっ血性心不全 右心系のうっ血で静脈圧が上がり、漏出液がたまります 原因になる 【ポイント】 漏出液:静水圧の上昇・膠質浸透圧の低下(肝硬変、心不全、     ネフローゼ症候群など) 滲出液:炎症・腫瘍(腹膜炎、癌性腹膜炎など)

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問53(厚生労働省 公表)出典元ページ

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