経営の基礎理論に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
福祉サービスの組織と経営 第120問
経営の基礎理論に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)バーナード(Barnard, C.)によれば,非公式組織とは,意識的で,計画的で,目的をもつような人々相互間の協働である。
- (2)テイラー(Taylor, F.)は科学的管理法を提唱し,作業現場の管理について,合理的な規則と手続きによる管理の重要性を強調した。
- (3)ハインリッヒ(Heinrich, H.)は,軽微な事故への対策を実施しても,重大な事故を未然に防ぐことはできないことを明らかにした。
- (4)アッシュ(Asch, S.)は,個人として正しい判断ができていれば,多数派の力には負けることはないという現象を明らかにした。
- (5)メイヨー(Mayo, G.)とレスリスバーガー(Roethlisberger, F.)は,組織における経済的合理性を追求する,経済人モデルを提唱した。
正答 (2)
正答は (2)。最も適切なのはこれです。
テイラーは、20世紀初めに科学的管理法を提唱しました。作業を時間研究・動作研究で分析し、標準的な作業量(課業)を定め、合理的な規則と手続きに基づいて作業現場を管理することの重要性を強調しました。
【ほかの選択肢】
(1) バーナードは、公式組織を「意識的に調整された2人以上の人々の
活動や諸力の体系」としました。非公式組織は、意識的な目的を持たない、人々の自然な接触や相互作用から生まれる関係です。
選択肢は公式組織の説明に近い内容です。 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) ハインリッヒの法則は、1件の重大事故の背後に29件の軽微な事故、
300件の傷害のない事故(ヒヤリ・ハット)があるとするものです。
軽微な事故への対策が重大事故の予防につながることを示しました。
誤り
(4) アッシュの同調実験は、明らかに誤った多数派の判断に、
個人が同調してしまうことを示しました。 誤り
(5) メイヨーとレスリスバーガーは、ホーソン実験から、職場の
人間関係や感情が生産性に影響することを見いだし、人間関係論
(社会人モデル)を示しました。経済人モデルはテイラーらの考え方です。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
「福祉サービスの組織と経営」のほかの問題
- 第38回(令和7年度) 第129問職員の人材育成や評価に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。
- 第37回(令和6年度) 第125問次の記述のうち,2016 年(平成28 年)の社会福祉法改正により,新たに社会福祉法人が
- 第37回(令和6年度) 第127問事例を読んで,Aさんが苦情を申し立てることのできる仕組みとして,最も適切なものを1 つ選
- 第37回(令和6年度) 第129問社会福祉法人の財務に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。
- 第38回(令和7年度) 第125問事例を読んで,A社会福祉士を中心に実施した一連の取組において重視した次の考え方のうち,適
- 第38回(令和7年度) 第127問次の記述のうち,社会福祉法人の決算期の計算書類の承認のプロセスとして,正しいものを1 つ
スポンサーリンク

