次の記述のうち,アントノフスキー(Antonovsky, A.)が定義した首尾一貫感覚(SOC:Sense of Coh…
心理学と心理的支援 第10問
次の記述のうち,アントノフスキー(Antonovsky, A.)が定義した首尾一貫感覚(SOC:Sense of Coherence)の説明として,正しいものを2 つ選びなさい。
- (1)疾病リスクを特定し,その低減を目的とした理論の一つである。
- (2)自分に起こる出来事や状況が理解可能であり,予測可能であるという感覚を含んでいる。
- (3)汎適応症候群の一つとして経験される感覚である。
- (4)困難なことが起きたら,自分には対処できないというあきらめの感覚である。
- (5)自分の人生や自分が経験することには意味があるという感覚を含んでいる。
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。正しいのはこの2つです。
首尾一貫感覚(SOC)は、アントノフスキーが健康生成論(サルートジェネシス)の中で示した概念で、ストレスにうまく対処して健康を保つ力の源とされます。次の3つの感覚から成ります。
把握可能感:出来事が理解でき、予測できるという感覚((2))
処理可能感:何とか対処できるという感覚
有意味感:人生や経験に意味があるという感覚((5))
【ほかの選択肢】
(1) 健康生成論は、病気の危険因子を探して減らす考え方
(疾病生成論)とは逆に、人が健康を保つ要因に注目する
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考え方です。 誤り
(3) 汎適応症候群は、セリエが示したストレスへの身体の反応
(警告反応期・抵抗期・疲憊期)で、SOC とは別の概念です。 誤り
(4) 「自分には対処できない」というあきらめは、処理可能感とは
反対の感覚です。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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