85 歳の女性。下顎義歯の咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は約8年前に製作したという。適合試験の結果、義歯を預…
A問題 第89問
85 歳の女性。下顎義歯の咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は約8年前に製作したという。適合試験の結果、義歯を預かりリラインを行うこととした。現義歯しか所持していなかったので、義歯預かり中の機能を維持するためにある補綴装置を製作した。製作中の写真(別冊No. 37A)と装着時の写真(別冊No. 37B)を別に示す。装着の際に製作した補綴装置に行ったのはどれか。1 つ選べ。
- (1)概形印象
- (2)筋圧形成
- (3)咬座印象
- (4)リリーフ
- (5)暫間リライン
正答 (5)
正答は (5)。複製義歯は現義歯の床の形を写しているだけなので、装着のときに軟らかい材料で暫間リラインし、粘膜に合わせます。
【見るところ】
B:複製義歯の床の内面に白い軟らかい材料を盛り、口の中で適合させ、内面全体に材料がなじんでいます。
現義歯はもともと適合が悪くなっているため、その複製もそのままでは粘膜に合いません。ティッシュコンディショナーなどで暫間的に裏装すると、預かり中も安定して使え、粘膜の傷みも和らぎます。
【ほかの選択肢】
(1) 概形印象 新しい義歯を作るときの最初の印象なので 誤り
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(2) 筋圧形成 個人トレーで精密印象をとる前の操作なので 誤り
(3) 咬座印象 リラインなどで咬合させながらとる最終的な印象なので 誤り
(4) リリーフ 床の内面の一部を削って圧を逃がす処置で、写真の操作ではないので 誤り
出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問89(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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