70 歳の女性。上顎右側側切歯の審美不良を主訴として来院した。診察の結果、クラウンを再製作することとした。初診時の口腔内…

D問題 第78問

70 歳の女性。上顎右側側切歯の審美不良を主訴として来院した。診察の結果、クラウンを再製作することとした。初診時の口腔内写真(別冊No. 28A)、エックス線画像(別冊No. 28B)及び除去した支台築造体と補綴装置の写真(別冊No. 28C)を別に示す。除去に用いたのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2024年(令和6年) 第78問の写真
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。マイクロモーターとクラウンリムーバーです。 【見るところ】 初診時(別冊No. 28A)では、上顎右側側切歯のクラウンの歯頸部が黒く変色しています。エックス線画像(別冊No. 28B)では、側切歯に鋳造のポストコアがあり、クラウンが装着されています。除去した支台築造体と補綴装置(別冊No. 28C)では、陶材焼付鋳造冠の唇側から切縁にかけて溝状の切れ込みが入り、鋳造の金属のポストコアが一体のまま外されています。 クラウンは、唇側から切縁にかけてバーで切れ込み(スリット)を入れ、その溝にクラウンリムーバーをかけて衝撃や力を加えて外します。鋳造のポストコアは、ポストの周りをマイクロモーターに付けたバーなどで少しずつ削って合着材を除き、緩めてから、クラウンリムーバー(またはポストリムーバー)で歯根の長軸の方向へ引き抜きます。
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【ほかの選択肢】 (1) スクリューバー  技工でレジンや石膏などを削る器具で、口の中での補綴装置の除去には使わない 誤り (2) ピーソーリーマー  根管の中をまっすぐに削る器具。金属のポストに使うと、ポストの外の歯質を削って穿孔させるおそれがある 誤り (5) カーボランダムポイント  技工で金属を研削・調整する器具で、口の中の補綴装置の除去には使わない 誤り

出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問78(厚生労働省 公表)出典元ページ

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