下顎大臼歯部から下顎枝に及ぶ波動を伴う顎骨囊胞に対して開窓術を行う目的はどれか。2 つ選べ。…
C問題 第48問
下顎大臼歯部から下顎枝に及ぶ波動を伴う顎骨囊胞に対して開窓術を行う目的はどれか。2 つ選べ。
- (1)根治性の向上
- (2)周囲骨の新生
- (3)治療期間の短縮
- (4)病的骨折の防止
- (5)下歯槽神経の温存
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。
開窓術は、囊胞の壁の一部を切り取って口の中に開き、囊胞の中の圧を下げる処置です。圧がなくなると囊胞は少しずつ小さくなり、周りの骨が新しくできて欠損が埋まっていきます。下顎大臼歯部から下顎枝に及ぶ大きな囊胞を一度に摘出すると、近くを通る下歯槽神経を傷つけて下唇・オトガイ部のしびれを残すおそれがありますが、開窓で囊胞を小さくすれば神経を温存しやすくなります。必要なら、小さくなってから摘出します。
【ほかの選択肢】
(1) 根治性の向上 囊胞の壁が残るので、摘出術より根治性は劣る 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 治療期間の短縮 囊胞が縮み骨ができるのを待つため、治療期間は長くなる 誤り
(4) 病的骨折の防止 開窓術の主な目的とはされない。骨が新生して顎骨が強くなるのは結果である 誤り
出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問48(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「C問題」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第34問38 歳の女性。かかりつけ歯科医のエックス線検査で下顎右側犬歯部の異常を指摘され、精査を
- 2023年(令和5年) 第63問高齢者において服薬アドヒアランスが低下する要因となるのはどれか。3 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第89問9 歳の女児。右側顎関節雑音を主訴として来院した。1 年前から右側顎関節部の開口時のクリ
- 2024年(令和6年) 第27問虐待を受けた疑いがある児童が来院した。児童虐待の防止等に関する法律に規定されている通告先
- 2024年(令和6年) 第62問20 歳の男性。上顎左側大臼歯歯槽部の腫脹を主訴として来院した。3 か月前から徐々に増大
- 2023年(令和5年) 第4問障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)の判定基準において、「屋内での生活は何らかの介助
スポンサーリンク

