72 歳の女性。市が行った介護予防教室でオーラルフレイルを指摘されて来院した。身長は150 cm、体重は50 kg で6…
C問題 第68問
72 歳の女性。市が行った介護予防教室でオーラルフレイルを指摘されて来院した。身長は150 cm、体重は50 kg で6 か月前と比べて体重変化はなく、口腔内に気になる症状はないという。口腔機能検査の結果を表に示す。適切な対応はどれか。2 つ選べ。
- (1)栄養指導
- (2)構音訓練
- (3)舌抵抗訓練
- (4)口腔衛生指導
- (5)ミールラウンド
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。
【見るところ】
表で低下の基準にあてはまるのは、次の3項目です。
・舌苔の付着程度 66.7%(50%以上)=口腔衛生状態不良
・口腔粘膜湿潤度 26(27未満)=口腔乾燥
・最大舌圧 26 kPa(30 kPa 未満)=舌口唇運動機能のうち舌圧の低下
咬合力(450 N)、オーラルディアドコキネシス(どれも6.0回/秒で6回未満ではない)、咀嚼能力(240 mg/dL)、嚥下スクリーニング(0点)は基準にあてはまりません。
3項目以上があてはまるので、口腔機能低下症と診断できます。あてはまった項目に対して管理を行います。舌苔が多いので舌清掃を含めた口腔衛生指導を行い、舌圧が低いので舌抵抗訓練(舌を口蓋や器具に押し当てる訓練)を行います。
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【ほかの選択肢】
(1) 栄養指導 BMI は 50÷1.5²≒22.2 で普通の範囲、体重の変化もなく、低栄養を示す所見はない 誤り
(2) 構音訓練 オーラルディアドコキネシスは基準を満たしており、構音の問題はない 誤り
(5) ミールラウンド 施設などで食事の場面を観察する取り組みで、嚥下スクリーニング検査も問題ない外来の患者には必要ない 誤り
出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問68(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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