右方視に静止位があり、輻湊で眼振が減少する先天眼振に対して有効なプリズム加入度数と基底方向はどれか。…

午後 第64問

右方視に静止位があり、輻湊で眼振が減少する先天眼振に対して有効なプリズム加入度数と基底方向はどれか。

正答 (5)
正答は (5)。右眼に 4Δ 基底内方、左眼に 8Δ 基底外方です。 【考え方】 プリズムを通して見ると、眼はプリズムの頂点の方へ向きます。この眼振は右方視で静止位になり、輻湊でも眼振が減るので、「両眼を右へ向ける」ことと「両眼を寄せる(輻湊させる)」ことの両方を、プリズムで起こすのがよいことになります。 右眼 4Δ 基底内方:頂点が耳側なので、右眼は右へ(外転の向き)4Δ 向く 左眼 8Δ 基底外方:頂点が鼻側なので、左眼は右へ(内転の向き)8Δ 向く 両眼とも右へ向き(静止位の方向)、さらに左眼の方が 4Δ 多く内へ寄るので、その差の分だけ輻湊が起こります(基底外方 8Δ-基底内方 4Δ=4Δ の輻湊)。
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【ほかの選択肢】 (1) 右 4Δ 外方;左 4Δ 内方  両眼が左へ向く。静止位と逆の向き 誤り (2) 右 4Δ 外方;左 4Δ 外方  輻湊は起こるが、右への向きの変化がない 誤り (3) 右 4Δ 内方;左 4Δ 外方  右へ向くだけで、輻湊が起こらない 誤り (4) 右 4Δ 内方;左 8Δ 内方  左眼が左へ向き、両眼は開散する。輻湊の効果が得られない 誤り

出典:2023年(令和5年) 視能訓練士国家試験 問64(厚生労働省 公表)出典元ページ

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