内頸動脈-後交通動脈分岐部の動脈瘤により障害されやすい脳神経はどれか。…
午前 第5問
内頸動脈-後交通動脈分岐部の動脈瘤により障害されやすい脳神経はどれか。
- (1)視神経
- (2)動眼神経
- (3)滑車神経
- (4)外転神経
- (5)顔面神経
正答 (2)
正答は (2)。内頸動脈-後交通動脈分岐部(IC-PC)の動脈瘤で障害されやすいのは動眼神経です。
動眼神経は中脳を出たあと、後大脳動脈と上小脳動脈の間を通り、後交通動脈のすぐそばを前に進みます。このため IC-PC 動脈瘤に圧迫されやすく、眼瞼下垂・外斜視(内転・上下転の障害)とともに散瞳を起こします。瞳孔を動かす副交感神経の線維は動眼神経の表面近くを走るので、圧迫では早くから瞳孔が障害されます。
【ほかの選択肢】
(1) 視神経 誤り
前交通動脈や眼動脈分岐部の動脈瘤、下垂体腫瘍などで障害されます。
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(3) 滑車神経 誤り
頭部外傷で障害されやすい神経です。
(4) 外転神経 誤り
頭蓋内での走行が長く、頭蓋内圧亢進で障害されやすい神経です。
(5) 顔面神経 誤り
外眼筋を支配せず、この部位の動脈瘤で障害される神経ではありません。
【覚え方】
散瞳を伴う急な動眼神経麻痺は、動脈瘤を疑ってすぐに画像検査をします。散瞳を伴わない動眼神経麻痺は、糖尿病などの虚血によるものが多い。
出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問5(厚生労働省 公表)出典元ページ
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