疾患と代償頭位の組合せで正しいのはどれか。…

午後 第50問

疾患と代償頭位の組合せで正しいのはどれか。

視能訓練士 2024年(令和6年) 第50問の選択肢の図
正答 (1)
正答は (1)。正しい組合せは「右上斜筋麻痺 ― 左側への頭部傾斜」です。 代償頭位は、複視が出にくい眼位で見るためにとる頭の位置です。右上斜筋麻痺では、右眼の内方回旋の力が弱く、右に頭を傾けると右眼の上斜視が強まります(Bielschowsky 頭部傾斜試験の陽性)。そのため、反対の左側へ頭を傾けます。顎を引く(顎下げ)、左への顔回しを伴うこともあります。 【ほかの選択肢】 (2) 右下直筋麻痺 ― 左側への顔回し 誤り 右下直筋は右下方(外転位の下方)で最もよく働きます。その方向を使わないように、顔は右へ回し、顎を下げて眼を上方に置く頭位になります。
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(3) 左外転神経麻痺 ― 右側への顔回し 誤り 左外直筋の働く左方視を避けるため、顔を左へ回し、眼を右に置きます。 (4) A 型内斜視 ― 顎下げ 誤り A 型内斜視は上方視で内斜視が大きく、下方視で小さくなります。斜視角の小さい下方視で見るため、顎を上げます。 (5) V 型外斜視 ― 顎下げ 誤り V 型外斜視は上方視で外斜視が大きく、下方視で小さくなります。こちらも下方視で見るため、顎を上げます。 【代償頭位の決まり】 顔は麻痺筋の働く方向へ回す(眼を反対側に置く) A・V 型では、斜視角が小さく融像しやすい方向へ眼を置く(顎の上げ下げで調整)

出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問50(厚生労働省 公表)出典元ページ

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